2022年02月27日

梅やっとほころぶ

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ずっと前から蕾で準備状態だった梅の花、やっと暖かくなり、ほころび始めました。
今年の冬、特に2月が、寒かったですね。

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3月は暖かくなるか?
そろそろ畑仕事も忙しくなりそうです。
ちなみに、手前で刺さってるオレンジやキウィは、メジロのごはんです。

Panasonic TX-2
ラベル:
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2022年02月26日

スイセンの花

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花があまり無い、寒い時期に咲くスイセンの花。
なぜか写真に撮るのが難しい気がします。
地面に近いからかな。
でも、明るさを感じる花ですね。

Panasonic TX-2
ラベル: スイセン
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2022年02月25日

むりやり咲いたタンポポ

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まだ寒い気もしますが。
でも、早めに咲いて種を飛ばせば、春のうちにもう一回咲いて、再度、種を蒔くことができるかもしれませんね。

20年ほど前、ウクライナから一人のコーチが来日。
その後、日本はそのスポーツで世界から認められる強国となりましたが、その日本の成長は、彼の指導に負うところが大きいと思います。
彼は、タンポポの綿毛のように、風に吹かれて日本に来て、花を咲かせてくれました。

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私が会ったことがあるウクライナ人は、彼一人しかいませんが、その印象は「真面目で正直な人」。
○○人はこんな人、△△人はあんな人、という言い方は、多分にバイアスを含んでいることが多いとは思います。でも、彼のおかげで、私がイメージするウクライナ人は「タンポポのような人々」であり「真面目で正直な人々」になりました。
私は、ウクライナ人の幸せを、祈っています。

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO
ラベル: タンポポ 綿毛
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2022年02月24日

冬の終わりの細雪

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来週はもう3月。さすがに、そろそろ暖かくなってくることでしょう。
今年は雪が多いですが、今のところ根雪のような感じにはなっておらず、助かります。

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そしてプーチンロシアのウクライナ侵攻、酷いですね。
プーチンとその取り巻きや、似たような人々には、将来的に、無間地獄に落ちて欲しいところです。
そして、今戦争している人々には、マザーテレサの言葉を贈るしかありません。
「Go home and love your family.」

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO
ラベル:
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2022年02月23日

土佐町のマンホール蓋

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土佐町は、四国の水瓶、早明浦ダムの堤体がある町。
マンホールのデザインのテーマは、やっぱり早明浦ダムです。
カラーの蓋は、上水道の弁かな。

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下の写真は、多分下水(集落排水施設)のマンホール。
こちらのテーマも早明浦ダムです。

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO
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2022年02月22日

「酒」の看板

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小屋の壁に、ただ「酒」と書かれた看板。
結構大きい字だし、書くときは多分、書道ガールズみたいに板を地面に置いて、バケツに筆を突っ込みながら書いたのでしょう。
昔のペンキ屋さんは、芸術の素養も必要だったに違いありません。
昔の映画の絵看板に通じるタッチを感じます。

ただ、なぜ「酒」とだけ書いてあるのか。
酒屋さんだったのでしょうか?
ちなみに、今この小屋は、ガレージになってると思います。
由来が気になるところです。

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO


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小屋の全体像(Panasonic TX-2で撮影)
ラベル:昔の看板 絵看板
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2022年02月21日

スギボックリ

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ホントはスギボックリとは言わないと思いますが、マツボックリに似ているので命名。
スギ花粉をキャッチして、種子をつくるんでしょう。
生きもののしくみは、不思議なシステムになってますね。

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO
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2022年02月20日

今日あたりが最後の雪?だったらいいな

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まだまだ寒い日曜日。
北京オリンピックも終わりますねー。

私の年代だと、物心ついて最初の身近なオリンピックは、やっぱり札幌。
笠谷選手率いる日の丸飛行隊です。
団地に住んでる友達の家に遊びに行って、広告の紙を折ってスキーしてる人の小っちゃい人形をつくって、団地の階段から下に指で弾き飛ばして距離を競う遊びに熱中してました😊
今は、いろんな種目に日本の選手がたくさん出ていて、日本にも、スポーツ文化が根付いてきたんだなーと思います。

スポーツは文化ですから、活躍もあり、失敗もあり。これからパラリンピックも始まるし、観客の一人としては、さらに生きるヒントをいただいて、より楽しく人生を過ごしていけたらと思います。

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Panasonic TX-2

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2022年02月19日

氷の表面

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輪郭の無い写真にチャレンジしてみました。
印象派系?
もうひとつかな。

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO
ラベル: 印象 輪郭
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2022年02月18日

学生服のポケットに、そっと隠す♪(Suu-Pappa♪)

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タバコをやめて、もう2年くらいになりますが、毎日タバコのことを考えています。
夢の中でタバコを一服してしまい「あっ、吸っちまった😆しょうがねーから最後まで吸おう!」と思って、その一本をじっくり最後まで吸ってる夢とか、未だによく見ます。
健康に良くないのはわかっているのですが、基本が鬱気質の私は、今までタバコに助けられながら生きてきたような面もあり、ホントは今でも吸いたいんですよね。

吸いがらがポイ捨てされてるのを見て、綺麗、汚いじゃない、別のことを考えていた午後でした。

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO
posted by ケロトン at 18:17|   SP AF 90mm (272E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月17日

また雪

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寒いですねー。
この程度で文句言ってたら、北国の人に怒られそうですが、早く暖かくなってほしいものです。

PENTAX KP
Tamron SP AF Di 90mm/f2.8 MACRO
ラベル:
posted by ケロトン at 17:22|   SP AF 90mm (272E) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月16日

四国の水瓶、早明浦ダム

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縦位置の写真は最短の115mm相当。横位置のアップの写真は最長の630mm相当くらいだと思います。
両方とも手持ち撮影です。
手ぶれ補正の機能は、ほんとにスバラシイと思います。

リアコンバーターを付けた作例を増やそうと思って最近付けっぱなしにしてますが、倍率が高すぎるのも使いにくいもんですね。
なかなか良い写真が撮れません。
多くの望遠ズームレンズの立ち上がりの焦点距離が70mm~とかになってる理由が、やっとわかりました。
多分、望遠レンズは、目的をもった上で使うものなんだな。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)


R0016678小.jpg
ちなみに、焦点距離28mm相当だと、こんな感じです。
GRデジタルで撮影
ラベル:ダム 早明浦ダム
posted by ケロトン at 21:02|   HD DA R.C. 1.4X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月15日

梅一輪

IMGP3462小.jpg

季節ものなので1枚。
昔、今くらいの季節、父親と一緒に、水戸の偕楽園に梅を見に行ったことがあります。
もう20年くらい前になりますかねー。
あのときも寒い冬で、梅はまだ咲いてなかったですね。
数輪咲いてる枝をバックに、記念写真を撮った記憶があります。
そんな父も亡くなり、もう10年以上。
月日が経つのは、ほんとに早いですね。

それでも2月には梅が咲く。
自分が暮らしてる毎日なんて、長い歴史の流れから見れば、ほんのちっぽけなものなんだなーと、つくづく思います。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)
ラベル:
posted by ケロトン at 14:53|   HD DA R.C. 1.4X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月14日

ノスリ?

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ちょっと距離があるので小さいし、手持ちなので多少ブレが…。
鳥を撮る人の機材ってみんなスゴイですよね。
「あのレンズがあったら、もっとクッキリ綺麗に撮れたのに…。」とか思って、つい際限なく揃えてしまうんでしょうね。
私はなるべく、鳥は撮らないようにしようと思います。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)



IMGP3411トリミング.jpg

上の写真をトリミングしてみました。
ラベル:ノスリ 猛禽類
posted by ケロトン at 17:38|   HD DA R.C. 1.4X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月13日

犬の散歩エチケット立て札by本山町

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コンビニ袋を持ち歩いて、おウンコしたら持って帰るのは当然のエチケット。
でも、おウンコさせっぱなしの人、未だにいるんですよね。残念なことです。エチケットを守ってる人が、させっぱなしの人の分まで怒られることもよくあります。
その結果、このような立て札を立てることになり、極端な市町村になると「すべての公園での犬の散歩禁止」になったりします。

問題は、おウンコさせっぱなしの、一部の「迷惑な人」なんだな。困ったもんです。
そして、この立て札、私は、案外効果があるんじゃないかと思います。

この絵は何となく、犬が飼い主に訴えているように見えますよね。
他人の気持ちに鈍感な「迷惑な人」も、犬の気持ちには敏感だったりするので、犬が「おウンコ取ってくれ」と頼めば、取る人もいるんじゃないかな。

人を責めるだけのような書きようが多い昨今、問題は何かを見極め、より効果的な解決策への工夫が見受けられる、すてきな立て札だと思います。

GRデジタル
posted by ケロトン at 22:54|   GRデジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月12日

一眼レフで撮るお月さま

IMGP3496小.jpg

コンパクトカメラより綺麗に撮れてると思うのですが、どうでしょう。
この程度の差なら、やはりコンパクトカメラを褒めるべきか。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)



PTX_1176小.jpg
(Panasonic TX-2で撮影したものを再掲)
ラベル:お月さま
posted by ケロトン at 21:13|   HD DA R.C. 1.4X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月11日

大黒柱大集合

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この太い木を切り出して、山から下ろしてくるだけでもすごいと思います。
さらにこれを町に運んで、カンナを当てて材木にし、組み上げて家を建てるんですから、職人のみなさんの仕事にはホント頭が下がります。

GRデジタル
ラベル: 材木
posted by ケロトン at 19:37|   GRデジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月10日

いきなり満開発見!

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時期的に、八重の梅でしょうか。
八重寒江?
道端で咲いてるのを見つけました。

まだ寒波来てるみたいですね。
あとちょっとの辛抱か。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)
ラベル:
posted by ケロトン at 22:55|   HD DA R.C. 1.4X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コタツの入り口、大人気

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犬もコタツで丸くなる。

GRデジタル
ラベル:
posted by ケロトン at 00:46|   GRデジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

smc-DA 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL (IF) DC WR

ペンタsmc18135.jpg

smc-DA 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL (IF) DC WR

APS-Cサイズ専用レンズなので、18-135mmという焦点距離は、35mm版換算で、約28mm~約200mmになります。
私は、フィルムカメラを使っていた頃、タムロンの28-200mm(A031)を好んで使ってました。高倍率ズームなのに小型軽量354g、最短撮影距離はズーム全域で0.49m。これだけの高機能なのにそこそこ画質も良く、ほとんどの被写体に対応できる、良いレンズでした。
その、使い慣れた高倍率ズームレンズの大先輩(A031)と比較してみることで、(DA18-135)がどんなレンズなのかを考えてみたいと思います。
ちなみに(A031)はもう売っていませんし、APS-Cサイズのカメラにつけるとまた換算焦点距離が変わってしまいますので、あくまで「35mm版換算で28mm~200mmの画角のレンズを使う時の感覚の比較」であることをご了承ください。

(1)重量
(DA18-135)の方が50g程度重い。(DA18-135)は405g、(A031)は354g。
この50gという重さについては、(DA18-135)の画質や操作性の良さなどを考慮して、取り回しの悪さを我慢できるかどうかということになると思います。
私の主な撮影目的はスナップ撮影なので、取り回しの良さは重要な要素であり、この重さの違いを大きく感じてしまいます。(DA18-135)を付けたカメラを首からぶら下げると、レンズが重くて下を向いてしまうのが、ちょっぴり悲しい感じです。
でも、(DA18-135)の画質や機能は、かなり良いんですよね。
この50gを許容できるかどうか。難しいところです。

(2)画質
(DA18-135)の画質は、かなり良いと思います。
(A031)の画質は、高倍率ズームレンズの出始めの頃の画質としてはそこそこ良かったと思いますが、それは小型軽量の取り回しの良さが抜群だったので、その機能の高さでこの画質であれば「買い」だと思われていたレベルのものだったと思います。
一方で(DA18-135)では、EDレンズが使用されています。
その効果があってのことなのか、色がとても綺麗だと思います。
そして、現代のレンズとしては当然かもしれませんが、非球面レンズも使用。「描写性能を向上させるとともに、本体の小型化にも寄与しています」とのこと。
何となく43mmリミテッドレンズを彷彿とさせるような、高精細な中にも柔らかさを感じるような描写で、発色も良く、私は好きなタイプの画質です。
逆光には比較的強いと思います。フレアやゴーストは少し出ますが、コントラスト低下などで画質が低下する範囲は、少な目な印象です。
あと、黒が黒らしく写るというか、暗い部分の階調(グラデーション)が少なめというか、暗い部分の描写を重視している人にとっては、場合によっては微妙な感じを受けるかもしれません。
ただ、私としては、暗い部分がちゃんと暗く写ることで、逆に適正露出で写っている部分が、より印象的に見えるような気がしています。

(3)最短撮影距離
(DA18-135)の方が0.09m短い。(DA18-135)は0.4m、(A031)は0.49m。
0.09mと書くと、あまり変わらないようにも見えますが、実際使ってみると、この9cmは結構大きいです。
花や虫や魚などの小さい生き物に寄って撮影する時や、あるいは動物の顔の一部とか、陶器の模様や、彫刻の一部など、比較的大きめの被写体の一部分を切り取って撮影したい時など、この9cmの違いが、写真の可能性を大きく広げてくれます。
この最短撮影距離の短さは、(DA18-135)の持っているアドバンテージのひとつだと思います。

(4)その他の機能など
レンズ内モーター(DCモーター)を採用しており、静かに素早くピントが合います。現代の他のメーカーでは当然のことかもしれませんが、ペンタックスでは貴重です。
そして簡易防滴構造(WR)採用。安心です。
クイックシフト・フォーカス・システムの採用も見逃せません。

(5)総評
今まで述べてきたことを一言でまとめると「若干重いけど画質が良い高倍率ズームレンズ」でしょうか。
その高倍率も欲張りすぎていないので、普段に使うレンズとしてはとても使いやすいと思います。重すぎるわけではありません。画質もかなり良いです。
それに加えて、コストパフォーマンスがとても良いです。
ひとつだけ気になるのは、コーティング。最近のペンタックスのレンズの多くは、SPコーティングからHDコーティングに変更されつつありますが、このレンズはSPコーティングのまま。
HDコーティングに変更すると、どれくらいの効果があるのか私にはわかりませんが、気にはなります。
ただ、値段が高くなってしまうようなら、今のSPコーティングでも十分かもしれません。

「smc-DA 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL (IF) DC WRの作例はこちら」

(レンズの写真は、リコーイメージング株式会社のHPより借用しました)



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2022年02月08日

コタツの入り口で、丸くなっている猫

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密着してると、コタツをつけていなくても、暖かいです。

Panasonic TX-2
ラベル:
posted by ケロトン at 11:47|   Panasonic TX-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月07日

桃原の牡丹杉(熊野十二所神社:大豊町桃原)

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御神木系の杉の木です。
大豊町桃原の熊野十二所神社の境内にあり「桃原の牡丹杉」という名前で、平成2年に大豊町保護天然記念物に指定されています。
杉の木は、だいたいスラっとしたスタイルのものが一般的ですが、この杉はなぜかボコボコした感じの樹形をしています。
樹齢は1200年とのこと。
平安時代初期あたりに植えられたものでしょうか。

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杉の木のいわれが書かれた立て札がありました。
この文章が、なかなか不思議な内容です。

まず、木の名前が「西豊永の天狗スギ」と書かれており、別名が「桃原のボタンスギ」となっています。
出展とかは書かれていないので、口伝の言い伝えのようなものが根拠なのでしょうか。
また、神社名が「能野十二所神社」となっているのは、おそらく「熊野十二所神社」の間違いでしょう。

「1200年の昔、京都の巫女17人が捕らえられ、土佐に流された。」

土佐日記の成立が934年頃だそうなので、紀貫之が土佐にいた頃よりもさらに100年ほど前のこと。
何の罪で捕らえられたのでしょうか。
なぜ17人なのでしょうか。
罪人は巫女だけなのでしょうか。ならずものや政敵の公卿などはいなかったのでしょうか。

「そのうち幾人かは、阿波から京柱峠を越えて土佐に来たが、そこで熊野権現から出た山獄仏教と一緒になり、織物や薬草の知識をひろめ、また信仰地へ木を植えた。」

「京柱峠を越えて土佐に来た」というのは、海路や海岸伝いではなく山を越えて来たということでしょう。京柱峠を越えて土佐に入ると必ず大豊を通ることになります。この一文には、京都の巫女が大豊に来たという話の信憑性を高める効果があります。
ちなみに、紀貫之は、海岸伝いに移動しているようです。
罪人といえど都の巫女ですから、知識も豊富、文化的素養なども多く持ち合わせていたはずです。

「熊野権現から出た山獄仏教」というのは、修験道のようなものでしょう。熊野十二所神社という神社名の由来を暗に示しているのか。
「山獄仏教と巫女が一緒になる」というのがよくわかりませんが、おそらく合流して一緒に大豊に来たということでしょうか。

「巫女が信仰地へ木を植えた」という記述については、このスギが、通常と異なるボコボコした形態を持っている事実を説明するためのモノでしょう。特別な能力を持つ巫女が、別の場所から持ってきた特別な種を植えたから、特別な形態を持ったスギが生えた。ということかな。

牡丹杉という名前で軽く検索してみたところ、日高村の小村神社という神社に「牡丹杉」という名前の御神木があるようです。写真では、桃原の牡丹杉と似たような樹形に見えます。ただ、日高村の牡丹杉には、京都の巫女云々の言い伝えは無さそうです。
もし、京都の巫女が特別な種を持っていたのだとしたら、彼女らが日高村まで足を伸ばした可能性もあるかもしれません。あるいは、桃原の牡丹杉の種を、誰かが日高村まで持って行って植えたのかも。
でも、牡丹杉のまわりに生えているスギは、普通のスラッとした樹形だし、なぜ牡丹杉だけボコボコになっているんでしょうね。不思議です。

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なお、桃原の熊野十二所神社の狛犬ですが、大正時代に池田町の石工がつくったようです。そして、どこかで見たような気がすると思って確認してみたら、秋に撮影した、大豊町八畝の秋葉神社の狛犬に似てる感じでした。

Panasonic TX-2



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秋葉神社の狛犬の写真も再掲しておきます。どうでしょう、似てますかね?
(秋葉神社の狛犬の写真は、PENTAX KP、smc-DA 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL (IF) DC WRで撮影)



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2022年02月05日

聖神社(大豊町連火)の狛犬

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大豊では珍しい、玉に乗ってるやつです。

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Panasonic TX-2
ラベル:神社 狛犬
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2022年02月04日

落葉樹

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ここは四国なので、常緑樹が多いです。
常緑樹からは、樹木の生命力の強さを感じて、それはそれでステキだと思いますが、実は私は落葉樹も好き。
この、冬には葉っぱを全部落とすという潔さ。
春の芽吹き、その青々と美しいこと。
落葉樹のダイナミックな変身は、季節の変化を、無言のうちに教えてくれます。

やっと立春ですね。
でも、明日、明後日と、寒波が来てるみたいです。
まだまだ寒い日が続きそうですが、もうすぐ春。

GRデジタル
ラベル:落葉樹 樹木
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2022年02月03日

高知県立美術館

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おそらく、江戸時代くらいの運河なのかな。
このあたりには、堀とか古い土蔵とかがポツポツあります。
美術館の建物も、土佐漆喰の土蔵をモチーフとするデザインだそうです。
1993年竣工。

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カルガモ?が泳いでました。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
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2022年02月02日

杉も準備中

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最近、杉の木が赤くなってきたような気がします。
毎年、2月後半くらいからの、鼻水じゅるじゅるシーズン。

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見てるだけで鼻がムズムズ。
準備万端な感じです。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)
ラベル: 花粉
posted by ケロトン at 17:44|   HD DA R.C. 1.4X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大川上美良布神社(香美市香北町韮生野)

香北町は、大豊町の隣町みたいなところですが、町境に高い山があるため、一度海側の町に出て、物部川を遡る感じで行くのが普通です。
要するに、大豊町とは水系が異なる文化圏で、直接的な交流はあまり多くなかった感じです。
でも、同じ高知県、同じ日本なので、使っている言語は同じだし、神社のつくりなども似たような感じです。

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大川上美良布神社は、口伝では、約1,500年前の建立と言われていますが、定かではないようです。ご神木の感じなどから、平安時代くらいまで起源を遡ることはできるかもしれません。
神社の歴史はともかく、この韮生野の地の歴史はかなり古そうです。というのも、この神社のお宝として保存されているものの中に、弥生時代の銅鐸が2基あるのです。

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銅鐸の写真は香美市HPより拝借しました。
1746年(延享3年頃)以前に同地から掘り起こされ、大川上美良布神社に宝物として保管されることとなったそうです。

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狛犬は、なかなか良い面構えでした。

PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE



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なお、現存する社殿は明治2年のものです。
(社殿の写真はPanasonic TX-2で撮影)
posted by ケロトン at 00:35|   HD DA 55-300 PLM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする