2022年08月14日

千体供養

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昨日の川祭りで、千体供養という儀式もやっていました。
儀式といっても、小さいお札千枚くらいを、川に流して供養するようなものです。

日高村の護国寺というお寺さんのHPに、高知での千体供養について書かれていたので、リンクを貼っておきます。
高知県では、水子さんの供養だけではなく、ご先祖様などいろんな霊に対する供養として、信仰されている儀式なんですね。

風に吹かれてひらひらと飛んでいくお札を見ていると、祈りが、親しい人の霊に、本当に届きそうな気がします。

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個人個人が、それぞれのペースで、千体供養を行います。
全然、格式張ったものではありませんが、個人個人でいろんなお祈りをしながらお札を流している様子は、見ていても心が静かになるような時間ではありました。

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posted by ケロトン at 16:39|   Panasonic TX-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

川祭り

お盆の集落行事で、川祭りというのに出てきました。

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竹で骨組みをつくり、ヒノキの葉っぱで屋根をつくった祠のようなもの(全て現場で手作り)で、餓鬼にお祈り。

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川のこちらがわの見渡地蔵でのお祈り。

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川の対岸の見渡地蔵でのお祈り。

昔は、各集落で大きな施餓鬼舟をつくって、川に流していたのですが、ここの集落では近年簡素化して、現在のような川祭りの形態になっているようです。

ご参考までに、寺内地区の施餓鬼舟の作成現場と、船戸地区の施餓鬼舟の作成現場の写真を上げておきます。

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寺内地区の施餓鬼舟の作成風景。
激流の中、ダイナミック過ぎます。

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船戸地区の施餓鬼舟の作成風景。
こちらは船戸というくらいでトロ場ですが、筏は大がかりなものです。
船戸の施餓鬼舟づくりに、私も一度参加したことがありますが、電信柱みたいな丸太を何本も使って、結構大変な作業で、ヘトヘトになった記憶があります。

そして、餓鬼は夜活動するらしく、施餓鬼舟の祭りのクライマックスは、実は夜。
昼間つくった筏が、提灯の灯りをいっぱい付けて、静かに川をくだっていく姿は幻想的です。

なのですが、お盆の時期、私は個人的にいろいろと忙しく、残念ながら夜の写真を撮りにいけていません。
きっと、先生が撮ってくれてる?かな?
でも、今日は夕立ちがあったから、難しかった?かな?

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posted by ケロトン at 00:13|   Panasonic TX-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする