
十二所神社(大豊町小川)にある、お地蔵さん。
またまた集落神社系のネタです。
安産祈願で、天保四年に、氏子中で納めたものと書いてあります。
天保四年というと、例の大飢饉が始まった年。
風車系のお地蔵さんなのかな。
お地蔵さんは、人の身代わりになってくれるそうですが、色々考えながら見ていると、ホントに救っていただけそうな、存在感を感じますね。
特に、このお地蔵さんは、境内の広いところに、一体だけポツンと置かれていて、小さいけどかなり存在感がありました。
十二所神社という神社名は、私は初めて聞いたのですが、熊野神系の神様あるいは土着の神様として、全国でよく祭られているようです。
よくある熊野神社の親戚筋みたいな神社なんでしょうか。
でも、よく考えると、神社にお地蔵さんて、あまり見ませんよね。
このあたりの山の中の、ほんとに小さな集落にある神社は、集落の人々の日常的な気持ちの整理のための祈りの場として続いてきたものでしょうから、ある意味、非常に広い視野をもってつくられているような気がします。
いろんなありがたい存在に繋がっている窓口のようなものなのかもしれません。
そう考えると、前回の写真で、神社にお彼岸のお供えものをしていたのも、納得がいきますね。
PENTAX KP
smc-DA Limited 21mm/f3.2 AL
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