要するに、大豊町とは水系が異なる文化圏で、直接的な交流はあまり多くなかった感じです。
でも、同じ高知県、同じ日本なので、使っている言語は同じだし、神社のつくりなども似たような感じです。

大川上美良布神社は、口伝では、約1,500年前の建立と言われていますが、定かではないようです。ご神木の感じなどから、平安時代くらいまで起源を遡ることはできるかもしれません。
神社の歴史はともかく、この韮生野の地の歴史はかなり古そうです。というのも、この神社のお宝として保存されているものの中に、弥生時代の銅鐸が2基あるのです。

銅鐸の写真は香美市HPより拝借しました。
1746年(延享3年頃)以前に同地から掘り起こされ、大川上美良布神社に宝物として保管されることとなったそうです。


狛犬は、なかなか良い面構えでした。
PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE

なお、現存する社殿は明治2年のものです。
(社殿の写真はPanasonic TX-2で撮影)