
以前UPしたことあります。仁井田神社(大豊町津家)。
石段100段分くらいはある?案外高いところにあります。
神社は昔の集会所、避難場所みたいな機能も兼ねていたでしょうから、大水になっても大丈夫な高台にあったのでしょうか。
あるいは、灯りがついていたら遠くからでも見えて「今日は神社に灯りがついてるけど、何だべ?」とか言いながら、近所の人が集まってきたりしたのかな。
たしか、吉村昭の「三陸海岸大津波」という本だったと思います。
田老町あたりの偉い人が、津波からみんなを守るために、高い場所にある田んぼに干してあった収穫したばかりの稲に火を付けたそうです。
「何だ?火事か?」と思って登ってきた村人たちは、その後来た津波にのまれることなく助かったとのこと。
長い歴史の間には、神社という場所で、そういったギリギリの状況なんかもあったんでしょうね。
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