2022年06月08日

ЮПИТЕР-3 5cm/f1.5

Jupiter3.jpg
(レンズの写真は、ソビエト連邦カメラのHPから拝借しました。)

ЮПИТЕР-3 5cm/f1.5

ゆぴてる-3。
日本では「ジュピター-3」と呼ぶことが多いです。
L39ライカスクリューマウントの、ソ連製のレンズ。
ちなみに、以前ご紹介したМИР-24Нはウクライナ製。今回のЮПИТЕР-3はロシア製のようです。
作られた時代の国はソ連だったので、どちらもソ連製のレンズだと言えますが。
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またまた、その筋に詳しいHPのリンクを記載させていただきます。
「ソビエト連邦カメラ」
このHPはホントにすごいですね。
よくこれだけ調べたものです。
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私の持ってる個体は、KMZというモスクワ近郊にある工場で作られたもののようです。多分1955年製。
そして、このHPの記載によると、ЮПИТЕР-3は「スバラシイ!」と言う人と「ぜんぜんダメ!」という人がいるらしく、個体差に注意とのこと。
私のは、ピントリングの回転がかなり重く、また、場所によって重くなったり軽くなったりするので、ちゃんと写るのかどうか、使っていて結構不安になります。
結果として、写りはわりと良いので、助かりました。
また、「デジカメWatch」の2016年の記事によると、LomoとKMZのコラボ企画で、ЮПИТЕР-3の復刻として「New Jupiter 3+1.5/50 L39/M」という製品が出ていたと知り驚愕!
さっそくLomoのHPを見に行ってみましたが、掲載が無いので売り切れたのかな。
とても残念ですが、売り切れていて良かったかも。
悩む必要が無くなりましたから。

しかし、画角の変化があるとはいえ、昔のレンズを簡単にデジカメで使える時代になって、私は幸せです。

「ЮПИТЕР-3 5cm/f1.5の作例はこちら」



posted by ケロトン at 02:25| ●L39レンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする