2022年06月08日

代かき

P1010291小.jpg

田んぼから水が抜けにくくなるようにするため、土をかきまわして粘土を沈殿させます。
もうひとつ、土が部分的に多く滞積して「島」のように表面に出てこないように、土を水面下で水平にならすという目的もあります。
「島」ができると、そこに陸生の雑草が生えるので、後々困ることになります。

どこまでも、うすーく水を張って、表面のどこにも土が出ていないのが「田んぼ」で、それが当たり前だと思っていますが、よくよく考えてみると、そんな地形を作り上げるのはさぞかし大変だっただろうなと思います。
縄文後期からの先人の努力に、畏敬の念を感じざるを得ません。

Panasonic GM-5
Super-Takumar 50mm/f1.4
ラベル:田んぼ 代かき
posted by ケロトン at 22:08|   S TAKUMAR 50/1.4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする