実家から小学校に通っていた道沿いにあった熊野神社。

熊野神社の参道入り口。
参道の横に、石のような岩のようなものが、何となく埋まっています。

岩のようなもののアップ。
これは、近所にあった銅山から出た、銅のカスだと教わっていました。
多分、本当だと思います。

熊野神社の境内。
毎年、ここのお祭りは、とても楽しみでした。
この狭い境内に露店がたくさん建ち並び、近所にある大きな団地から、人がいっぱい集まってきていました。
「300円まで買ってやるから、選んでこい」とか言われて、小さな私は露店を何度も全部まわり、買ってもらうものを真剣に選んでいました。
年1回のお祭りですから、ホントに真剣でした。
夜、裸電球の暖かい光に照らされた露店の商品は、どれもキラキラ魅力的に見えて、なかなか決めることができません。
鼻水たらしながら長時間帰ってこないアホガキを、親もよく待っていてくれたと思います。

最後の写真は鳥居。
学校からの帰り道、必ずここで、鳥居の上に石を乗せるため、何度も小石を上に投げていました。
石が乗ったら願いがかなうとかかなわないとか、言ってたような気がするなー。
やってるうちに、願いなんかどうでもよくなって、結局石が乗るか乗らないか、その瞬間にラッキーがあるかどうかになってしまうのですが。
そんな、どうでもいい毎日を、思い出します。
今は子供も少なくなったようで、誰も見かけませんでした。
NIKON Z-5
Z DX 16-50mm/f3.5-6.3 VR