2025年04月24日

久しぶりにうどん

IMGP7316小.jpg

高松の「ますや」というお店。
麺がもちもちでした。
うどんにはちくわ天が一番合うと、個人的には思います。

PENTAX KP
smc-FA Limited 43mm/f1.9 AL
posted by ケロトン at 16:37| ●PK-PENTAX-AFレンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月10日

smc-DA 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL (IF) DC WR

ペンタsmc18135.jpg

smc-DA 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL (IF) DC WR

APS-Cサイズ専用レンズなので、18-135mmという焦点距離は、35mm版換算で、約28mm~約200mmになります。
私は、フィルムカメラを使っていた頃、タムロンの28-200mm(A031)を好んで使ってました。高倍率ズームなのに小型軽量354g、最短撮影距離はズーム全域で0.49m。これだけの高機能なのにそこそこ画質も良く、ほとんどの被写体に対応できる、良いレンズでした。
その、使い慣れた高倍率ズームレンズの大先輩(A031)と比較してみることで、(DA18-135)がどんなレンズなのかを考えてみたいと思います。
ちなみに(A031)はもう売っていませんし、APS-Cサイズのカメラにつけるとまた換算焦点距離が変わってしまいますので、あくまで「35mm版換算で28mm~200mmの画角のレンズを使う時の感覚の比較」であることをご了承ください。

(1)重量
(DA18-135)の方が50g程度重い。(DA18-135)は405g、(A031)は354g。
この50gという重さについては、(DA18-135)の画質や操作性の良さなどを考慮して、取り回しの悪さを我慢できるかどうかということになると思います。
私の主な撮影目的はスナップ撮影なので、取り回しの良さは重要な要素であり、この重さの違いを大きく感じてしまいます。(DA18-135)を付けたカメラを首からぶら下げると、レンズが重くて下を向いてしまうのが、ちょっぴり悲しい感じです。
でも、(DA18-135)の画質や機能は、かなり良いんですよね。
この50gを許容できるかどうか。難しいところです。

(2)画質
(DA18-135)の画質は、かなり良いと思います。
(A031)の画質は、高倍率ズームレンズの出始めの頃の画質としてはそこそこ良かったと思いますが、それは小型軽量の取り回しの良さが抜群だったので、その機能の高さでこの画質であれば「買い」だと思われていたレベルのものだったと思います。
一方で(DA18-135)では、EDレンズが使用されています。
その効果があってのことなのか、色がとても綺麗だと思います。
そして、現代のレンズとしては当然かもしれませんが、非球面レンズも使用。「描写性能を向上させるとともに、本体の小型化にも寄与しています」とのこと。
何となく43mmリミテッドレンズを彷彿とさせるような、高精細な中にも柔らかさを感じるような描写で、発色も良く、私は好きなタイプの画質です。
逆光には比較的強いと思います。フレアやゴーストは少し出ますが、コントラスト低下などで画質が低下する範囲は、少な目な印象です。
あと、黒が黒らしく写るというか、暗い部分の階調(グラデーション)が少なめというか、暗い部分の描写を重視している人にとっては、場合によっては微妙な感じを受けるかもしれません。
ただ、私としては、暗い部分がちゃんと暗く写ることで、逆に適正露出で写っている部分が、より印象的に見えるような気がしています。

(3)最短撮影距離
(DA18-135)の方が0.09m短い。(DA18-135)は0.4m、(A031)は0.49m。
0.09mと書くと、あまり変わらないようにも見えますが、実際使ってみると、この9cmは結構大きいです。
花や虫や魚などの小さい生き物に寄って撮影する時や、あるいは動物の顔の一部とか、陶器の模様や、彫刻の一部など、比較的大きめの被写体の一部分を切り取って撮影したい時など、この9cmの違いが、写真の可能性を大きく広げてくれます。
この最短撮影距離の短さは、(DA18-135)の持っているアドバンテージのひとつだと思います。

(4)その他の機能など
レンズ内モーター(DCモーター)を採用しており、静かに素早くピントが合います。現代の他のメーカーでは当然のことかもしれませんが、ペンタックスでは貴重です。
そして簡易防滴構造(WR)採用。安心です。
クイックシフト・フォーカス・システムの採用も見逃せません。

(5)総評
今まで述べてきたことを一言でまとめると「若干重いけど画質が良い高倍率ズームレンズ」でしょうか。
その高倍率も欲張りすぎていないので、普段に使うレンズとしてはとても使いやすいと思います。重すぎるわけではありません。画質もかなり良いです。
それに加えて、コストパフォーマンスがとても良いです。
ひとつだけ気になるのは、コーティング。最近のペンタックスのレンズの多くは、SPコーティングからHDコーティングに変更されつつありますが、このレンズはSPコーティングのまま。
HDコーティングに変更すると、どれくらいの効果があるのか私にはわかりませんが、気にはなります。
ただ、値段が高くなってしまうようなら、今のSPコーティングでも十分かもしれません。

「smc-DA 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL (IF) DC WRの作例はこちら」

(レンズの写真は、リコーイメージング株式会社のHPより借用しました)



posted by ケロトン at 00:04| ●PK-PENTAX-AFレンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月17日

smc-DA Limited 21mm/f3.2 AL

ペンタsmc21.jpg

smc-DA Limited 21mm/f3.2 AL

とても使いやすい焦点距離。
開放f値が、単焦点としては若干暗めな分、あまりにも軽量コンパクト。
アルミ削り出しボディで、多少高級感もあり。
非球面レンズ採用で、画質も良い。
寄れる(最短撮影距離0.2m)。
クイックシフトフォーカスにも対応。

このレンズは、発売されて、すぐに購入した記憶があります。
即購入の第一の理由は焦点距離。
私はスナップ撮影派なので、焦点距離35mm相当(35mm判換算)の画角周辺のレンズが好きです。というか、使い慣れており、どうしてもそのあたりのレンズが気になります。
21mmというと、31.5mm相当(35mm判換算)。
31.5mm相当は、私にとって、ちょうど扱いやすい感じの焦点距離でした。
ちなみに、なぜ21mmなのかについての、私の勝手な想像ですが、単純に以下の計算で出た答えなのではないかと思います。
(35+28)÷2=31.5(35mm判換算) → 21mm(APS-C)

ただ、絞り開放値がf3.2というのが、発売当時は、少し使いにくい感じがありました。
というのも、このレンズが発売された頃は、まだカメラの性能(特に受光素子の性能)が悪く、ISO感度をあまり上げることができなかったので、暗いレンズが活躍しにくい状況だったのです。
そんな中、単焦点の広角レンズなのに開放f3.2というのが、どうにも中途半端な感じがしたものです。

それが近年、技術革新が進み、ある程度ISO感度を上げても画像が劣化しにくくなるとともに、この開放f3.2が負のアドバンテージだとは、あまり感じなくなってきました。
そうなると、もともと使いやすい焦点距離でもあり、また開放f3.2として設計したが故に、非常に軽量コンパクト。
非球面レンズを採用したことも当然関係するのだと思いますが、画質も十分に良いと思います。
そして、被写体にかなり寄れます。最短撮影距離は0.2m。
寄れると、作画の自由度がかなり増します。
クイックシフトフォーカスにも対応してます。私は自分の視力に自信がないので、あまり使いませんが、最後にMFで決めるタイプの方にとっては、使いやすいんじゃないかと思います。

と、書いてきたように、私はこのレンズに関して、現在、ほとんど不満に感じる点がありません。
ただ、悩ましいことが2つ。

ひとつは、このレンズがディスコンになり、新型が登場したこと。
HD DA Limited 21mm/f3.2 AL
HDコーティング採用。
円形絞り採用。
6gの軽量化。
そして、ちまたの噂では、画質が非常に良くなったとのことです。
悩ましい。

もうひとつは、近いうちに、同じ焦点距離のFA Limitedレンズが発売予定であることです。
HD D FA Limited 21mm/f2.4 ED DC WR
開放f値が明るい!
EDガラスで色収差補正!
レンズ内モーター!
防滴!
フルサイズ対応!
きっと高画質なんだろうなー。間違いない。
とても悩ましいです。

でも、私はこのレンズを使い続けるでしょう。
多分…。
だって、ほとんど不満に感じる点が無いんだもん。

「smc-DA Limited 21mm/f3.2 ALの作例はこちら」

(レンズの写真は、リコーイメージング株式会社のHPより借用しました)





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posted by ケロトン at 02:02| ●PK-PENTAX-AFレンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月02日

HD DA Limited 20-40mm/f2.8-f4 ED DC WR

ペンタ2040WR.jpg

HD DA Limited 20-40mm/f2.8-f4 ED DC WR

私が、デジカメでまた写真を撮ってみようかなーと思って、最初に仕入れたレンズです。
DALimitedレンズ、APS-Cサイズのカメラ用に設計された、つまりは全く新しい設計のレンズ。
Limitedレンズには今まで無かった、初めてのズーム。
最新のHDコーティング。
レンズ内モーター。
クィックシフトフォーカス。
防滴仕様。
ペンタックスには珍しく最新機能満載の、しかもLimited仕様のレンズです。
購入の動機として、そういう新しさに惹かれた面も大きいですが、やはり「ズームレンズが1本あれば、他にあまりレンズを買わなくても良いだろう」という甘い考えがあったことは否めません。

購入後、まず最初に思ったのは「意外に大きい」ということでした。
20~40mmという焦点距離で、f値もあまり明るくなく、しかも小型化にこだわってきたLimitedレンズの割には、多少太くて長い印象です。
これは「画質にこだわって、若干のサイズアップもやむなしということか?」
期待は膨らみます。
軽いんですけどね。体積が大きめに見える分、かなり軽く感じます。
そして何度か使ってみる。
うんうんうん。
期待通り、素晴らしく綺麗に撮れてる写真もある。
でも、なんか、のっぺりして、面白くない感じに撮れてる写真も多い。
コントラストが低いのかな?
おかしい。
なんか、おかしい。

ネットで少し、このレンズの使用感とかを検索してみたところ、スバラシイと言ってる人も多いけど、私と同様に「なんかおかしい…」と言ってる人も何人かいました。
だから、私のロットがハズレというわけでもないんだな多分。
そこで、色々と条件を変えて、テスト撮影を繰り返すうちに、なんとなく、このレンズの癖のようなものを理解できてきたような気がします。
今のところ、以下の3点に気をつければ、写真の歩留まりが大分良くなる感じを受けています。

(1)まず、KPにこのレンズを付けて撮影する時、なぜか露出が若干オーバー気味になってしまうので、最初から露出補正をある程度マイナスに設定しておく(程度は撮影状況によっても変わるので、テストを繰り返した上で、個人の好みで決める)

(2)次に、撮影する際、絞りをF8くらいまで絞る。私はプログラムシフトで絞りをF8くらいに設定して、あとはカメラまかせです。最近のプログラムはISO感度も含めて組み合わせてくれているので、よほど暗い場所でなければカメラ任せで全然OKです。

(3)あとは、なるべく順光、できれば撮りたい被写体に太陽光が適当に当たるような条件で撮影する。

露出を適正にして、F8くらいまで絞って、なるべく順光で撮影。
ん?ちょっと待てよ。これって、昔のレンズで撮影するときに気をつけるようなことじゃないのかな。
コーティングの問題か、レンズの周辺の研磨などがマズイのか、はたまた鏡胴内の内面反射の問題?
最新式のLimitedレンズなのに?

私は超シロートなので、難しいことはわかりませんが、私が経験上行き着いた今のところの結論は「露出を適正にして、F8くらいまで絞って、なるべく順光で撮影」という撮影方法です。
その3点に気をつけて撮影すれば、なかなか捨てがたいようなステキな写真が撮れ(ることもあり)ます。

つまり「癖を知った上でステキな写真を仕上げる」という楽しみを与えてくれるレンズだと思います。
そう思えば、このレンズが大好きになります。実際に、ホームランみたいな写真が撮れることもありますし。

機能自体はペンタックスにしては最新式で、レンズ内モーターによる静かで速いAFや、感触が良く使いやすいクィックシフトフォーカスなど、慣れたらやみつきになります。
これにオールドレンズテイストがプラスされた、温故知新の、趣味性が非常に高いレンズ。それが「HD DA Limited 20-40mm/f2.8-f4 ED DC WR」だと思いましょう。

最近は、設計も技術も素晴らしくなりすぎて、「どんな条件下でも解放からシャープに撮れる」のが当たり前みたいな感覚を、私たちも持ってしまっているのかもしれません。
私は今回、このレンズとしばらく格闘してみて、写真を撮る際の基本に立ち返ることも重要なのかなーと、再認識しました。
そうすれば、このレンズも好きになれるし、「ズームレンズが1本あれば、他にあまりレンズを買わなくても良いだろう」という甘い考えを捨てて、新たに次のレンズ購入の計画を立て始める言い訳にもなろうかというものです。
「最新技術とオールドレンズテイストの融合」が、私のこのレンズの評価の結論です。
そして、使ってみて、私はこのレンズが大好きになりました。

「HD DA Limited 20-40mm/f2.8-f4 ED DC WRの作例はこちら」

(レンズの写真は、リコーイメージング株式会社のHPより借用しました)





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2021年08月30日

smc-FA Limited 43mm/f1.9 AL

ペンタ43.jpg

smc-FA Limited 43mm/f1.9 AL

私が初めて買った一眼レフは、PENTAX MEでした。
その後、いくつかのメーカーのカメラを転々と使用した後、再度PENTAXに行き着きましたが、その理由のひとつに「Limitedレンズ」の存在が挙げられます。
画質にも、モノとしての品質にもこだわり、一方でf値を若干犠牲にしてでも小型軽量を追求した、ギリギリのレンズ。
私の好きなタイプのレンズ設計思想です。
そして、記憶が定かではないのですが、最初に世の中に出たLimitedレンズが、smc-FA Limited 43mm/f1.9 ALではなかったかと思います。間違ってたらごめんなさい。

私はスナップ撮影が好きなので、35mm判換算で35mm前後の焦点距離のレンズが好きです。
そんな中で、43mmという微妙な焦点距離で発売された、高画質、高品質で、軽量なレンズ。
当時は別のメーカーのカメラを使っていた私ですが、このレンズがめっちゃ欲しくなって、MZ5と43mmをセットで購入してしまいました。
しかし、別のメーカーのカメラを使っていたことと、MZ5と個人的にどうもウマが合わなかった感じがしたのとで、43mm自体は気に入っていたのですが、当時はあまり出番がありませんでした。

そして月日が流れ、デジカメ時代になり、PENTAXに再度行き着いた私。
43mmを再度使ってみると、APS-C機なので、35mm判換算の焦点距離が、1.5倍の64.5mm相当に。
むー。スナップには若干長過ぎるんだよな。
というか、65mmの画角を、どう使ったら良いのか、私の技量が不足しています。
ということで、現在はポートレート的な感覚で、お地蔵さんとかを撮ってる段階ですが(^_^;)、そのうち65mmならではの写真に行き着ければなーと、思っているところです。

なお、この43mmレンズ、ライカスクリューマウントバージョンの製品も出ていて、その昔、若気の至りで、それも購入してしまっている私。43mmレンズへの期待値が高いのを、この一点でもわかってもらえるかと(*^_^*)。
これは、そのうち、フィルムカメラ(ライカは持ってないけど)で試し撮りしようと思ってます。それなら43mmのままの画角で撮れるので。

そうなんです。ずっと昔に購入したのに、まだ使ったことがありません。
お恥ずかしい次第です(>_<)

「smc-FA Limited 43mm/f1.9 ALの作例はこちら」

(レンズの写真は、リコーイメージング株式会社のHPより借用しました)





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