2022年06月15日

沈下橋を走るバキュームカー

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土佐町や本山町の平たい土地あたりだと、浄化槽や集落排水なんかも整備されていますが、それ以外の山がちの土地では、多くはポットンなトイレです。
最近のポットンなトイレは良くできていて、あまり臭くないんですよね。
そして、ポットンなトイレは、モノをそのまま集めてちゃんとした施設で浄化するので、逆に環境への負荷が小さいという側面もあります。

ポットンなトイレで困るのは、一杯になってしまった時。
バキュームカーに来てもらうしかありませんが、地域柄、バキュームカーも大忙しで、すぐ来てもらえるかどうかわかりません。
いつも、祈るような気持ちで、衛生会社さんに電話します。

だから、私はバキュームカーが元気に走っているのを見るのが好き。
何となく、ホッとします。
地域の安全が保たれているなと思います。
沈下橋にバキュームカーの取り合わせは、このあたりの地域をうまく回す仕組みの、象徴のような絵だと思います。

Panasonic GM-5
MC МИР-24Н 35mm/f2
posted by ケロトン at 00:14|   МИР-24Н 35mm | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月13日

仁井田神社(本山町上関)

久しぶりに神社シリーズ。
隣町ですが。
仁井田神社という名前は、大豊町にもあります。
やはり、お相撲で有名な、高知市の仁井田神社にあやかって、神社名をいただいているのでしょうか。

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最初の鳥居の写真。
1990年ウクライナ製のレンズ。
逆光気味になるとフレアが出てしまいます。

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狛犬の写真は、近接で、かなり綺麗に撮れました。
最短撮影距離0.24mのおかげです。

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拝殿は珍しくガラス張りでした。
私が見た中では初めてかな。
千羽鶴などもきれいに飾ってあって、丁寧に信仰、管理されていることがしのばれました。
ウクライナレンズの柔らかい描写が生きた1枚です。

Panasonic GM-5
MC МИР-24Н 35mm/f2
posted by ケロトン at 21:32|   МИР-24Н 35mm | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月31日

МИР-24Н(ミール24エヌ)35mm/f2で撮る、グイノミ(多分トウグミ)など

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旧ソ連時代のウクライナ、キエフに「アーセナル」という工場があり、そこでつくられたレンズらしい。
レンズの写真は、KING-2のHPから拝借しました。
ちなみに私の持っている個体はシリアル番号が90から始まるので、多分1990年製。ソ連崩壊前です。
「アーセナル」についてまとめているページがあったので、リンクを貼っておきます。
何についても、それぞれ詳しい方がいらっしゃいますね。尊敬します。
ミールとは、「世界」「平和」といった意味のようです。
残念ながら、今はそんな状況ではありませんが。
ほんとに平和になって欲しいです。
24は、よくわかりません。最短撮影距離が24cmだからかな?
昔のレンズの最短撮影距離はせいぜい50cm程度の場合が多かったので、「このレンズは近くまで寄れるぜ!」という意味なのかも。
エヌはNIKONのエヌのようです。このレンズはニコンFマウントなので。
35mm/f2というスペックは、当時としてはワンランク上というか、一般的には35mm/f2.8というレンズが多かったので、そういったレンズよりは贅沢設計で少し明るいですよという感じです。
例のライカのズミクロンを多少意識した?のかも。
ちなみに、micro4/3規格なので、70mm相当の画角になります。

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グイノミの写真は順光で、綺麗に撮れました。
このレンズは、フィルムカメラの時からよく使っていましたが、少し淡いような、やわらかい感じの描写が好きです。

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木と空の写真も、特に強い光などがなかったので、カッチリと撮れてます。
露出の関係もありますが、空の色が淡いです。

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赤い薔薇の写真は、光の向きの関係で、全体的にフレアが出てるような感じになっています。
このフレアの感じが、やわらかい描写に繋がってるのかな。

Panasonic GM-5
MC МИР-24Н 35mm/f2
posted by ケロトン at 23:03|   МИР-24Н 35mm | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする