使用したのは以下の2台のカメラ。
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PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)
つまり、300mm×1.4(テレコン)×1.5(APS)=630mm相当
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NIKON Z5
Z DX 50-250mm/f4.5-6.3 VR
つまり、250mm×1.5(APS)=375mm相当
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これは、PENTAXの写真。
よく見ると、月の左下のあたりに天王星が見えます。
(1/8秒、f9.5、ISO12800)

この写真は、1枚目のPENTAXの写真を、部分的に引き伸ばしたもの。
青い天王星が写っています。

これは、NIKONの写真。
PENTAXのセットと較べると、焦点距離が短いので、月の大きさが小さいです。
1枚目と同じ時間に撮影したので、左下に天王星が写っています。
(1/13秒、f6.3、ISO12800)

これは、3枚目のNIKONの写真を、部分的に引き伸ばしたものです。
天王星、青いです。
気温が低く、レンズに曇りが出たりして、星空撮影をする人がレンズウォーマーを付ける理由を体感できました。
少し霧のようなモヤのような感じにもなりはじめて、冬の夜の撮影はなかなか難しいものだと思います。
そして、今回ショックだったのは、PENTAXの方が換算焦点距離が長かったのですが、切り取って同程度に拡大した画像(2枚目と4枚目)の画質が、ほとんど変わらなかったことです。
これは、3年ほど新しいNIKONのカメラの、手ぶれ補正や画像処理の技術を褒めるべきなのでしょう。
あるいは、PENTAXのテレコンを外して撮影したら、NIKONと同程度の画質になるのかな。
でも、それじゃ、テレコンの意味が無いしな。
テレコン外せば、多少シャッタースピードを稼げるから、手ぶれは少なくはなるか。
色々と不満点はあるものの、この焦点距離のレンズで、このシャッタースピードで、手持ち撮影ですから、ひとむかし前のことを考えれば、両者とも良く撮れていると褒めてあげるべきなのでしょう。
技術の進歩は、すごいですね。
PENTAX KP
HD DA 55-300mm/f4.5-6.3 ED PLM WR RE
(HD DA AF REAR CONVERTER 1.4X AWを使用)
NIKON Z5
Z DX 50-250mm/f4.5-6.3 VR