
川を人が渡るための歩道橋です。
沈下橋と似た機能があるかもしれません。
川の右岸と左岸を簡易的に結ぶ役割を持っています。
川の、地域を分断する機能はかなり強力なので、こういった生活橋の存在は重要。
川の右岸側には学校や病院があり、左岸側にはコンビニもあるし、今でもこの橋は結構利用されているようです。
そしてこのレンズ、コシナがVoigtlanderブランドで発表した最初期のレンズの一つ。
一緒に発表された「Bessa-L」という、ファインダーも距離計もついていないカメラ専用のものでした。
絞り値をf8とかにして、距離を3mとかに合わせると、1.5mくらいから無限大くらいまでピントが合う(パンフォーカス状態になる)ので、「ピント合わせを気にすることなくスナップ写真を撮ろうぜ!」といった趣旨で、SNAPSHOTという名前にしたのでしょう。
ただ、NIKON-Z5 に付けると、違った仕組みで距離計と言うかフォーカスエイド機能が働いてしまいます。
距離計が働いてしまうと、どうしても距離が気になってしまって、SNAPSHOT-SKOPARの感覚的自由さが無くなり、残念ながら、普通に不自由なレンズとなってしまいます。
最新技術が有り難いような有り難くないような感じですね。
写りで特筆すべきは、歪曲収差の少なさ。
広角なのに直線が直線らしく写るので、こういう長い直線があるような被写体だと、見ていて気持ちが良いです。
あと、色のりが良い感じはあります。
暗部は潰れがちですが、私はそういうメリハリが効いたような描写はわりと好きです。
周辺減光はあります。絞っても出るときは出ますね。
描写は、パンフォーカスが売りなこともあり硬めでしょうか。私はどちらかと言うと柔らかめが好きなのですが、そんな私でも、このレンズの硬めの描写には好感が持てます。
NIKON Z-5
Voigtlander SNAPSHOT-SKOPAR 25mm/f4 MC