
フィルムで撮影していた頃は、ISO感度を上げて綺麗な写真を撮ることが難しく、なるべく明るい開放f値の高級レンズを無理して買っていました。
デジカメの受光素子が良くなってからは、それほど明るくないレンズでも問題なく綺麗に室内写真が撮れるようになり、写真撮影に関しては、ホントに良い時代になりましたね。
この写真は、開放f値2.8のレンズで撮影。
f1.4のレンズより全然小型軽量で使いやすいです。
多少収差は見られますが、ボケ味も十分綺麗。
こうなってくると、極端に明るいレンズが必要な場面は、少なくなってきていると言わざるを得ません。
その昔、無理して買った明るいレンズは、昔の職人さんたちの技術に敬意を表しながら、自分にすごく余裕がある時にがんばって使うことにします(^^;)
NIKON Z-5
Carl Zeiss Distagon T* 35mm/f2.8 MMJ